回り道はしたけれど、この会社に出会えて結果的に就活成功!そんな僕のリアルな経験を、
就活の参考にしてください。
大学では電気系を学んでおり、もともとは自宅から通える通信系の会社で働きたいと考えていました。ところが最初から業界を絞り込んでしまったことで選択肢が少なく、就活は難航しました。
タイミングは遅くなりましたが、改めて広い視野で地元の企業を見渡してみたときに、富士精工本社に出会いました。希望通り自宅から通勤できる立地で、「こんなに身近なところに、こんな面白いものづくりをしている会社があったんだ」と目からウロコでした。
回り道もしましたし、焦りも不安もあった就活でしたが、結果的にいい会社に就職できたと思っています。
入社後はまず東京・赤坂にあるオカムラの拠点で2週間研修を行いました。石川に戻ってきてからは工場で研修を行い、7月から今の部署に正式配属となりました。現在は設計担当として、基板設計を行っています。電気系のことは学んでいたものの、基板設計は私にとって未経験の分野です。「今できることを精いっぱいやろう」という気持ちで、入社時から走り続けています。分からないことがあれば先輩に聞き、確認しながら、丁寧に作業を進めることを心がけています。配属後に初めて手がけた案件がまだ継続しているので、仕事の達成感ややりがいを感じるのは、もう少し先になりそうですね。
企業研究を行う時期は早ければ早いほどいいと思います。また、何度挑戦しても望む結果を得られない場合は、志望業界にこだわり続けるのではなく、視野を広げてみると、新しい気づきを得られることもあります。
具体的なことでアドバイスするなら、オンライン面接は対策を十分にしておくことをおすすめします。これは自分が失敗した部分ですが、目線をどこに向けるかは事前にシミュレーションしておくと安心です! 就活では落ち込むこともあるので、気分転換も必要です。僕も周囲の人がどんどん内定を獲得していく中でなかなか結果が出せなかったので、当社での面接に臨む際も、「頑張ろう!」と意気込む反面、「だめかもしれない」というネガティブな思いもありました。うまくいかないときは、一度心を休めるといいかもしれません。
今のところは長時間、集中力を切らさずに作業ができるようになったという点で、学生時代に比べてちょっとは成長できたかな、と思っています。 この職場は、頼りになり、刺激になり、目標になる先輩が身近にいる、という点で恵まれています。先輩の力を借りながら一人前の設計担当に成長し、ひとりでイチから設計業務をこなせるようになることが、直近の目標です。